こんにちは。きのひです。
「『丁寧』なのに仕事が速い人の習慣」 池田 輝男 著 を読みました。
2023年1月10日 第1刷発行
著者は池田ピアノ運送株式会社代表取締役。
人生のミッションは「日本一、お客さまからありがとうを集めること」
「『丁寧な仕事』は製造だろうが、営業だろうが、経理だろうが、企画だろうがどこの部署でも必要とされることだと思います」
しかし何をもって「丁寧」と定義するのか?
その基準は実のところ曖昧で「ほとんどの会社が単なる精神論になっている」
「丁寧さ」にそもそも基準があるわけではありません。
丁寧であるかどうかを判断するのは自分たちでなくつねにその仕事を見ている自分ではない誰か。
状況に応じて「丁寧な仕事」の中身は変わってくる。
著者は「丁寧な仕事」は「相手を思いやる心がベースにある仕事」だと定義しています。
抽象的なものとしてあつかわれやすいが感覚のなかで確かに存在し認知される行為である。
とするとこれをハウツーとして体系化しマニュアルに落とし込むこともできます。
相手を思いやる仕事をするために何より大切なのは「相手を観察すること」
「お客さまがしてもらって嬉しいこと」をルーティン化します。
「お客さまの問題・課題を解決する」
著者の会社では「サンクスカード」の作成をノルマとして設定しているそうです。
お客さまはもちろん上司、同僚、部下といった社内の人間に対してでもいい。
著者も社員の誕生日や結婚記念日に必ず送るようにしています。
印象的だったのは「感謝は訓練をしないと人間の意識に上がってきません」ということ。
そうでないと「してもらって当たり前」という「慣れ」に変わってしまう。
だから感謝を形にして表すことを社内の仕組みとして取り入れている。
「『感謝の気持ちで人に接する』というのは『仕事だから』ではなく心の習慣なのです」
感謝の気持ちを表現することが習慣として根づいていなければ「お客さまに対して感謝の気持ちを持ちながら丁寧なパフォーマンスをすることなどできないと思います」
「丁寧な仕事」は「丁寧な人生」につながっている。
「お客さまを感動させる丁寧な仕事」をすることにより「豊かな人生」を手に入れられる、と著者はいいます。
丁寧な仕事をすることでお客さまから評価され、会社からも評価され、昇給や昇進など目に見える形でいいことが起こる。
本人も自信を持てるようになって周囲から慕われる人材になっていく。
人生は前向きになり、いいエネルギーを持った人たちが集まり、いいエネルギーの場で生きられる。
「これこそ『豊かな人生』そのものでしょう」
「その根底にあるのは人生のほぼ半分の時間を占める仕事を丁寧にこなし続けていけるかどうかということなのです」