心を変えるとき役立つもの

こんにちは。きのひです。

 

「人は死なない。では、どうする?」 矢作直樹×中健次郎 著 を読みました。

 

2012年7月8日 第1刷発行

 

 

 

 

 

 

 

 

矢作直樹(やはぎなおき)氏は東京大学医学部救急医学分野教授 医学部附属病院救急部・集中治療部長。

 

中健次郎(なかけんじろう)氏は気功家(きこうか)・鍼灸師

 

 

 

 

 

 

 

 

「この本は死について、あるいは霊魂の永遠性やそれにまつわるさまざまな問題について、中健次郎先生が気功家としての立場から、私、矢作直樹が医師としての立場から、これまで興味を持たれていなかったかたにもわかりやすく語っています」

 

加えて、中先生には世界じゅうの聖地に赴き、瞑想を重ねてこられた深い経験がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

「一方、私は医療現場での臨死体験への関心などに端を発し、科学では説明できない現象についての探求を自分なりに続けてきました」

 

そういう二人の人間の、長い年月の修練と研究の総体がもたらしたもの、それが今回の対話にほかならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

中:気功を行う際に重要な要素の一つとなるのが呼吸です。

 

「息」という文字は分解すると「自ら」の「心」と書いて「いき」と読むことができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「そもそも息は心と深い関係があるんですね」

 

呼吸は人の意志によってコントロールできる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「人間の心というものは、自分でもなかなか上手にコントロールできません」

 

日ごろから落ち着きがなく気のそれやすい質(たち)だったとして、そういう心を変えたいと思ってもそう簡単には変えられない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんなときに大変役立つのが呼吸です」

 

呼吸を整えることで心を統御することが可能になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

矢作:医学的にいえば人間の身体のうちで、自律神経の支配を受けていて、かつ、私たちの意志によってもコントロ-ルできる部位というのは三つしかありません。

 

それは口と肛門と呼吸。

 

 

 

 

 

 

 

 

中:気功には「胎息(たいそく)」という呼吸の仕方があります。

 

それは文字どおり、胎児となって母親のおなかの中にいるときの呼吸とされている。

 

 

 

 

 

 

 

 

「気功を行うことによって心と体の状態が極力静まると、まるで肺で呼吸をしていないような、この呼吸になるのです」

 

修練をして胎息の状態になると、体から最もエネルギーがわいてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「矢作先生の一分間の呼吸数はどれくらいですか」

 

「一分間に六、七回くらいですね」

 

「かなり少ないですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一分間に自分が何回呼吸してるか・・数えたことありませんでした。

 

さっそく数えようとしてみたけど、変に意識してしまってそれがいつもの呼吸なのかどうかすらわからない・・

 

 

 

 

 

 

 

 

一般社団法人 日本呼吸器学会「市民のみなさまへ」呼吸器Q&A

 

「呼吸は無意識な状況で規則正しく1分間に約12から20回行われています」

 

 

 

 

 

 

 

 

呼吸が速いとは、1分間に25回以上行われる状況で「頻呼吸」と言う。

 

過呼吸」は「呼吸回数に変化はないが、呼吸の深さが増加することを言います」(通常、呼吸回数も多くなると考えられています)

 

 

 

 

 

 

 

 

健康な人は正常な状態でも状況に応じて呼吸が速くなったり、深くなったりする。

 

「例えば、運動や肉体労働により、より多くの酸素を必要とする場合には呼吸回数が多くなり、より深い呼吸を行います」

 

熱などがあったりしても呼吸は速くなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「肺や心臓の検査を行っても異常が認められず、何も認めないにもかかわらず発作的に息苦しくなって呼吸が速くなるような状態をきたすことがあります」

 

このことを過換気と呼ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

この状態が続くと呼吸がますます苦しくなり、必要以上に換気をしてしまうことで体の酸素が過剰に増えてしまい、二酸化炭素が減り過ぎてしまいます。

 

ヒトの血液はちょうど中性に保たれていますが、二酸化炭素が減ることで急激に血液がアルカリ性に傾く。

 

 

 

 

 

 

 

 

すると体内の細胞が正常に働くために必要な電解質のバランスが崩れてしまいます。

 

そうしてしびれや意識障害などの症状を来たすことがあり、このような状態を過換気症候群と呼ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

比較的軽い過換気症候群の発作時にはゆっくり話しかけて安心させ、適切な呼吸法を誘導します。

 

ゆっくりと小さな呼吸を行い、可能であれば呼気を5秒以上かけて行うように指示する。

 

 

 

 

 

 

 

 

「以前は紙袋などを使用して自分が呼気した空気を再度呼吸するペーパーバック法が応急処置とされていました」

 

「しかし現在では行わないので注意してください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の平常時の呼吸数。

 

数えてみると妙に意識してしまって・・これで本当に平常時の数か自信がないです。