こんにちは。きのひです。
「愛まく人 次元を超えて」 秋山佳胤 著 を読みました。
初版 2020年6月5日
著者は弁護士・医学博士(代替医療)。
理系の大学である東京工業大学理学部出身ということもあり、指導弁護士から特許や著作権等の知的財産の専門弁護士になることを薦められました。
裁判というのは「対立」の場。
著者も就任以来ビジネスライクに戦うための材料を準備し、最大限に相手を叩くという意識でやっていた。
「しかし経験を重ねるうち、依頼者や相手方のことを考えれば、本当は裁判になる前に和解で解決するほうがお互いのためになる、と分かってきました」
弁護士の立場上、依頼者の利害に立って言うべきことを言うことも必要で大事。
しかし「相手の立場にも一定の敬意を払い、落としどころを探って着地点を見出すことも、弁護士の大切な仕事だと考えるようになりました」
対立しながらも、著者は相手にいつもこんな言葉を送っていた。
「あなたのおかげで私がいます、ありがとう」
すると不思議と和解が成立し、相手方からもお礼を言われるという現象が続出するようになりました。
弁護士の典型的な仕事といえば、裁判で勝訴を勝ち取ること。
依頼者と相手方は、お互い利害対立の関係にあります。
これを著者は「同じ地球という星に暮らす人間、という観点で見ると究極的には仲間であり、潜在意識的には皆ひとつにつながっている」と考える。
「いい人も悪い人も、初めからそうと決まっているわけではありません」
「大事なのは、その人の魂にフォーカスし、その人の本質と向き合うことです」
読んでいて、球技をする人が対戦相手に心の中で「ありがとう」とお礼を言うという話を思い出しました。
「相手がいないと競技ができないから」と。
そういう意識を真似できたら人生もっとかわる気がする。