こんにちは。きのひです。
「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ十」 波津彬子 著 を読みました。
2007年10月1日 新版第1刷発行
「電報です」
「おじい様からだ」
雨柳堂の店主は陸奥(むつ)に買い付けに行っていました。
「ユキノ タメ フツウ。カエレズ。キキョウ ノバス」
雪のため不通。帰れず。帰京延ばす。
「この季節に行くから・・しょうがない。ひとりで正月の準備をしよう」
孫である蓮は正月をむかえるための準備にとりかかりました。
その時「ヒュウ」と風がまいこんだ。
「表(おもて)は閉めたはずだぞ」
「それに戸があく音なんかしなかった・・・」
見に行くと童子がいます。
「われはまにおうた」
「どなた様ですか?」
「われはこの家(や)の歳神(としがみ)じゃ」
歳神さま。
神社の神様とはちがうんでしょうか。
「霊園・墓石のヤシロ 永代供養ナビ」永代供養コラム
「『年神様』とは?2025年の恵方・十干十二支/年神様(歳徳神)に参拝できる神社は?」
「『年神様(としがみさま)』は、新しい一年の福徳を持って年始にいらっしゃる神様で『歳徳神(としとくじん)』とも呼ばれます」
元旦の初日の出とともに、高い山から家々に訪れ、その家の一年の守護を統べる来訪神。
ご先祖様の魂が山の方へ行き、七代後にして、その家を守る神様「祖霊(それい)」として戻ってくるとする地域もありました。
山頂などに位置する神社では、年神様を祀る神社がいくつかある。
1.葛木御歳神社(中鴨社):奈良県御所市東持田269番地
「現代は年末年始の飾り物として、鏡餅や門松を飾ります」
このようなお正月飾りのほとんどは年神様を家庭に迎え入れるためのもの。
鏡餅はお札がある家では年神様へのお供え。
年神様のお札がない家では、年神様の依り代として飾られてきました。
「年神様とは、毎年の農耕が潤沢に稔るための守護をしてくださり、生きる身の食べる御運をいただき命を支えてくださる、暮らしを、引いては命を守護してくださる神様です」