こんにちは。きのひです。
「神仏のみことば」 桜井 識子 著 を読みました。
2024年4月4日 第1刷発行
著者は神仏研究家、文筆家。
霊能者の祖母、審神者の祖父の影響で霊や神仏と深く関わって育ちました。
神社仏閣を2000ヵ所以上参拝して得た神様・仏様世界の真理、神社仏閣参拝の恩恵などを広く伝えています。
これまでに単行本を30冊刊行。
それぞれの単行本にはその本にしか書いていない情報が多くあります。
「本書は今までの単行本の中から大事だと思われる神仏の言葉やエピソードをピックアップしてみました」
著者の陥った「どうしようもない事態」についても書いてありました。
それは2023年。
著者がブログや本に書いている内容に異を唱える人は少なからずいます。
「見えない世界のことを書いているのですから、意見の違う人がいるのは当然です」
でも、それはその人の考えですから「自分の意見と違うからといって、躍起になってその人を攻撃するのはよくないと思います」
著者は意見が違う人を批判することはないし、反論されたからといって議論をすることもない。
批判や中傷は気にしないよう努めてきました。
しかしアンチと呼ばれる人の中には非常に辛辣な人もいる。
「しつこくつきまとってきますし、仲間を増やしてその仲間となった人にもけしかけて集中攻撃をしてくるのです」
一時期そのようなアンチの攻撃がひどく、それをネットで目にした読者さんも読者さんからアンチに転じて攻撃してくる、という状況になったことがあった。
「この時は正直言って心理的に大変きつくて参りました」
誹謗中傷される悩みから抜け出せないようになり、常に心は沈んだ状態だった。
そんなある日、いきなり感情がなくなった。
「気持ちが重たく沈んだまま、まったく動かなくなったのです」
何をしても楽しくないし、どんなによいことがあっても嬉しくない。
食事も美味しいと思わなくなり、笑うなんて絶対にありえない状態になりました。
毎朝、目が覚めると「ああ、今日もつらい1日が始まるのか・・・」
「今日も1日、生きなければいけないのか・・・」と、どんよりとした気持ちでため息が出る。
これってヤバいな、病院に行ったほうがいいのでは?と思いつつも、取材の予定を入れていたので出かけました。
大好きな飛行機に乗るというのに心が動きません。
取材先は沖縄。
那覇空港でレンタカーを借り、参拝を予定していた場所のマップを表示させていたら、なぜか「識名宮」という神社名が光ります。
「行くべき神社なのかもしれない。時間はあるし最初にここに行ってもいいか~」
著者は深く考えずに識名宮をナビにセットした。
せっかく到着した神社でしたが、拝殿では神様が感じられなかった。
そこで本殿の裏へとまわってみました。
すると、そこに小さな鍾乳洞(しょうにゅうどう)があった。
しめ縄が張られていたのでここでもご挨拶をしました。
結局よくわからないまま参拝を終え、神社を出てその先にあったコンビニに入った。
「ここが非常に不思議なのですが、この時どうしてコンビニに入ったのか」
「買いたいものはなかったのです」
でもせっかく入ったので、ちょっとお高いアイスクリームを買った。
それをコンビニの駐車場で食べました。
「美味しいなぁ」
食べ終えて満足感にひたっている時でした。
「あら?と気づいたのです」
心が動いていた。
アイスクリームを美味しいと思い、食べ終えたあとは幸福感を覚えている。
「あ!心がもとに戻っている!」
「識名宮の神様が、心の不調を治してくれたんだ!」
著者はあわてて引き返しました。
先ほどの鍾乳洞のところまで思いっきり走っていき、そこで声に出してお礼を言った。
ここに来るまでの自分の状態、その原因を詳しく説明しました。
治してもらえたことがどれほどありがたいか、どれだけ感謝しているかもしっかりお話した。
すると神様がお姿を見せてくれました。
著者の話を聞いて神様が言ったのが「心は壊れやすい。追い込むようなことをしてはいけない」
他人に傷つけられて心が弱っているのに、さらに自分で自分を追い込んだり追い詰めたりするのはよくない。
しかし著者は自分を追い込んだり追い詰めたりしたつもりはなかった。
「悲しい気持ちが持続するように、そのことを何度も繰り返して考えなかったか?」
つらくなるような、悲しくなるようなことばかりを何度も繰り返し考える。
それで気分を暗くさせ続ける。
これは自分で自分の心を追い込んでいることです。
それは「絶対にしてはいけないことである」
「追い込むようなことを考えなければいい」
「こだわりを捨てればいいではないか」
これをきいた著者は、その瞬間に目の前がパーッとひらけました。
「もしも『ああ、もう無理。ここまで』と思う時が来たら、自分の心を守るために桜井識子をやめればすむ話です」
そう思うと気持ちがスーッと軽くなった。
「こだわりを捨てればいい」
「心をそのように解放すればいい」
「桜井識子として書くことをやめなさいというアドバイスではありません」
いつでもスパッと手放せばいい。
このあと辛辣な意見が届いた時「つらい」「悲しい」というふうに考えずにすむようになりました。
「ふーん。なるほど」と涼しく受け取れた。
「心は壊れやすいのです」
「ですから自分で気をつけなければいけません」
「うっかり追い込むようなことをしないように、苦しいと思うことを繰り返し考えないようにしたほうがいいです」