こんにちは。きのひです。
「サイコパス」 中野 信子 著 を読みました。
2018年(平成30年)1月30日 第18刷発行
著者は脳科学者。
東京大学工学部卒業、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。
医学博士です。
2008年から10年までフランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI 研究センター)に勤務しました。
ありえないようなウソをつき常人には考えられない不正を働いても平然としている。
ウソが完全に暴かれ衆目に晒されても、全く恥じるそぶりさえ見せず堂々としている。
それどころか「自分は不当に非難されている被害者」「悲劇の渦中にあるヒロイン」であるかのように振る舞いさえする。
残虐な殺人や悪辣(あくらつ)な詐欺事件をおかしたにもかかわらず、まったく反省の色を見せない。
外見は魅力的で社交的です。
トークやプレゼンテーションも立て板に水で抜群に面白い。
だが関わった人はみな騙され不幸のどん底に突き落とされる。
経歴を詐称する。
過去に語った内容とまるで違うことを平気で主張する。
矛盾を指摘されても「断じてそんなことは言っていません」と涼しい顔で言い張る。
「昨今、こうした人物が世間を騒がせています」
見過ごせないのはこの種の人間を擁護する人が少なくないこと。
「彼/彼女は騙されてああなってしまったのだ」
「けっして悪い人じゃない。むしろとても魅力的だ」
そんな好意的な反応をする人たちは、きっと知らないのでしょう。
彼/彼女らが、高い確率で「サイコパス」だということを。
サイコパスには魅力的で社交的で機知に富む人、生意気で傲慢、感情を逆撫でする人、冷淡で威嚇的な人といったいくつかのタイプがあります。
特徴として初対面の時とある程度関係性を築いた後では態度が変わり、まるで人格が違って見えることがよくある。
身体的な特徴としてはたとえば心拍数。
心臓の鼓動と反社会性には相関関係があることが複数の実験結果からわかっています。
それによると心拍数がもともと低く、しかも上がりにくい人の方が反社会的行動を取りやすいという正の強い相関関係が示されている。
心拍数って、脈をとって数えるあれでしょうか。
医療法人 澄心会 豊橋ハートセンターさん「 Vol.16 : たかが脈拍されど脈拍?! 2017年09月01日」
「『脈拍数』と『心拍数』とはどう違うの?」という記事がありました。
てことは違うってことですよね。
「心拍数」とは心臓が1分間に打つ回数のことです。
一方「脈拍」はからだの各部の血管が1分間に拍動する回数を示す。
不整脈がない人の場合、心臓の拍動1回分はからだの隅々に「脈拍」として伝わるため「心拍数=脈拍数」となります。
これに対して不整脈が生じた場合はその瞬間の心臓の拍動が末梢の血管に1対1で伝わるとは限らない。
そのため末梢で感知する「脈拍」は跳んだり休んだりするように感じられることがあります。
従って「不整脈の場合は必ずしも心拍数と脈拍数はイコールになりません」
とはいえ毎日測っていれば自分自身の標準の状態が把握できるため、健康状態のバロメーターとして利用することができます。
「まずは、安静時!普段の心拍数を測りましょう」
安静時の心拍数は50-70/分で正常な人でも呼吸や環境の変化、気分などにより多少変動する。
「安静にしていてもつねに心拍数が高い場合、原因はいくつかあります」
・発熱、外傷、感染など:からだに何らかの炎症反応が起きた場合
・緊張、不安、痛み、ストレスなど、心身の緊張状態:自律神経のバランスが崩れ交感神経活性が上がって速くなる
・貧血:血液が薄まった状態のため回数で稼ごうと心臓が速く打ちます
・呼吸器疾患:臓器や抹消組織に十分な酸素を送れなくなり代償的に心拍数が上がります
・甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモンが異常に分泌されるため交感神経が刺激されて頻脈や不整脈が出やすくなる
・心不全や心臓の手術後:心臓の拍動が弱くなり全身に血液を十分送れなくなると拍動の回数を増やして対応しようとするため心拍数が増える
安静時の心拍数と死亡リスクには関係性があります。
「高い安静時心拍数がつづくと心血管イベント発生率が高まり死亡リスクが高まる」
「心拍数を測ることにより心身の健康状態が測れます」
「たいていは脈拍で代用できますからぜひ血圧とともに日々チェックしていただくことをお勧めします」
「ただし気にし過ぎるとかえってストレスになりさらに上がってしまいますので要注意」
いや、ホントに。
気軽に測れる分、何度も測っちゃいそうです。
しかしつまりそれは、サイコパスの人は長生きする人が多いということでしょうか。