ウマには見えないところ

こんにちは。きのひです。

先日、久しぶりに視力を測りました。

 

 

 

 

 

右目1.5、左目0.4

そんなに左右で違っていたとは・・・

 

 

 

 

 

両目で補いあいながら見ているので支障はないといわれました。

そういえば馬とかの草食動物って目が横についてますよね。

 

距離感がつかみにくくはないんでしょうか。

 

 

 

 

 

 


「乗馬メディア EQUIA エクイア」さんに「馬の視野と角度にビックリ!ほぼ全部見え 2021/12/30」がありました。

「馬の目は顔のほぼ真横に付いている」

 

「一方、私たち人間は顔の正面に目があります」

 

 

 

 

 

 

狩りをするとき獲物を追うにあたって距離というのは重要。

「この距離を知るためには両目で見たものが『重なる』必要があります」

 

 

 

 

 

 

そのため立体的に物を見る必要がある動物は両目の視野の大部分が重なるように顔の正面に目が付いている。

 

 

 

 

 

 

 

一方、馬だけでなく多くの草食動物は肉食動物から逃げなければなりません。

つまり「立体感よりも広範囲を見ることが重要になります」

 

 

 

 

 

 

 

 

明るいところで馬の瞳を見ると瞳孔が横長なのがよく分かる。

「なぜ馬の瞳孔は横長なのでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

 


はっきりとした理由は分かっていませんが、一説には「眩しい中で瞳孔が括約しても広い視野を保つため」と言われている。

 

 

 

 

 

 

 

人間の瞳は丸い。

眩しいところで瞳孔が小さくなると全ての方向から均等に瞳孔が狭まります。

 

これでは見える幅も狭くなってしまう。

 

 

 

 

 

 

 


馬の場合は瞳孔が上下に狭まるため眩しい場所でも瞳孔の横幅はほぼ変わらない。

 

「瞳孔の幅により視野がどれくらい狭まるのかは分かりませんが、たしかに肉食動物には横長の瞳孔を持つ動物は少ないので視野と瞳の形には深いかかわりがありそうです」

 

 

 

 

 

 


横長の瞳孔を持つ動物としては牛やヤギ、ヒツジ、シカなどが挙げられる。

意外なところでは「クジラも横長の瞳孔を持っているのだとか」

 

 

 

 

 

 

 

ところで馬の視野(正面を向いたまま見える範囲)はどれくらい広いのでしょうか。

私たち人間の視野は約200°とされている。

 

 

 

 

 

 

 


それに対して馬の視野はなんと350°!

 

「私たちが首を動かして見回せるくらいの範囲を馬は正面を向いたまま見ることができるということですね」

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに「駅前北村眼科 院長の小話 2007年11月25日 No.15 ネコ・ヒト・ウマの瞳孔の話(その3)」によるとウマにはまったく見えない部分がある。

 

それは「真上」

 

 

 

 

 

 

 

「ベランダのある厩舎で真上からウマを呼ぶときょろきょろ首を動かし声の主を探す」

でも「首の限界もあり見つけられない」

 

 

 

 


なんかかわいいです!