アサーション・トレーニング

こんにちは。きのひです。

 

「世界の『頭のいい人』がやっていることを1冊にまとめてみた」 中野 信子 著 を読みました。

発行日 2021年9月14日 第1刷

発行日 2021年12月1日 第6刷

 

 

 

 

 

 


著者は1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者です。

東京大学工学部応用化学科卒業。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。

 

 

 

 

 

 

その後フランス国立研究所にポスドク(博士課程修了の研究者)として勤務。

「世界中のたくさんの『頭のいい人』の姿を見ることができました」

 

 

 

 

 

 

 

「世界で通用する『頭のいい人』とはただの秀才ではない」

彼らがやっているのは「空気を読まない」「敵を味方にする」「自分に適度なストレスを与える」など。

 

 

 

 

 

 

 


「『空気を読まない』というと『周囲に気遣っていない』だとか『わがままだ!』というイメージがあるかもしれません」

でも周囲に迷惑をかけたり不快な思いをさせたりするとは限らない。

 

 

 

 

 

 

 

相手のプライドを傷つけることなく自分のやりたいことも良い形で貫いていく。

相手と友好的な関係を長く保ち続けることができる。

 

 

 

 

 

 

 

実はこうしたことは簡単なコツやテクニックで習得できるものなのです。

「ちょっと練習は必要かもしれませんが頭のいい悪いは関係ありません」

 

 

 

 

 

 

 

たとえば「ニコニコしながら主張する」

物腰柔らかくいつも笑顔を絶やさない一方で主張を絶対に曲げない。

 

 

 

 

 

 

 

「議論を戦わせて相手のミスを突き自分の考えを通す」

これだと相手を傷つけてしまう場合があります。

 

 

 

 

 

 

 

傷つけられた相手は「もうこんな奴とは二度と仕事したくない」「こいつともう一度仕事をすることがあれば徹底的に恥をかかせてやろう」なんて復讐心に燃えたりしてしまうかも。

 

相手を言い負かしたそのときだけは優越感に浸れても、その相手と持続的に良い関係を築いていくのは難しくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 


その解決策の一つとして「アサーション・トレーニング」がある。

自分の意見を冷静に伝えかつ相手側の立場をも考慮したコミュニケーションを体得するための心理学を使った方法です。

 

 

 

 

 

 

 

まず人間の対応パターンを「攻撃的」「受け身的」「アサーティブ(誠実で対等)」という三つに分けて考える。

 

この中でも「アサーティブ」にあたる態度をとることができるように練習するのがアサーション・トレーニングとなります。

 

 

 

 

 

 

 

たとえば身に覚えのないことで怒られたりして嫌な思いをしたとする。

このとき「逆切れ」をして怒鳴り返すのは「攻撃的」な態度となります。

 

口をつぐんで本当は自分は何の罪もないのに謝ってしまうのは「受け身的」

 

 

 

 

 

 

 


では「アサーティブ」にあたる態度とは?

相手を責めもしなければ自分を卑屈にすることもない態度です。

 

 

 

 

 

 

 


「私はそのようなことをした覚えがないのですけど、あなたからはそのように思われているのでとっても悲しいです」

自分の素直な気持ちを伝える。

 

 

 

 

 

 

 

「『あなた』がそんなことを思うなんて」とか「『あなた』はどうしてそんな風に思うのですか?」などの言い方はしません。

 

「『私』はそんな風に思われて悲しい」というように、あくまで「私」を主語にする。

 

 

 

 

 

 

 

「相手を議論で打ち負かさなくてもいいのです」

「ただ相手の言うことにしっかりと耳を傾けながらも笑顔を絶やさず、自分の主張は曲げない」

 

 

 

 

 

 

 

アサーション・トレーニングをすることでさわやかに主張できるようになります。

そして不当に扱われたり人に利用されたりすることが減る。

 

 

 

 

 

 

 

「少し練習が必要ですが『アサーティブ』な態度をとるクセを、ぜひつけてみてくださいね」