こんにちは。きのひです。
「ごりやく歳時記」 桜井 識子 著 を読みました。
2022年12月15日 第1刷発行
著者は霊能者であり霊媒だった祖母と、審神者(さにわ)だった祖父の初孫として生まれました。
神仏や見えない世界と深く関わって育ち幼少の頃から神仏が「いる」ことを知っている。
大人になって修行を重ねたことにより神仏とのコンタクトが安定してできるようになった著者。
神仏に教えてもらった情報やアドバイスを伝えてくれています。
この本の題名でもある「歳時記」とは1年のそれぞれの季節に応じた行事について解説をしたもの。
著者は行事に関する情報をあちこちの神仏に聞いてきました。
「季節の風物詩」としてしかとらえていない行事が意外と運気を整えるものであったりするそうです。
運気を上げる、邪気を祓(はら)えるという行事も。
11月の章では「神在祭」「酉の市」「七五三」について書いてありました。
「七五三」は子供の成長を祝ったり祈願したりする日。
この「七五三」という名称の歴史は浅いそうです。
昔は3歳の祝いを「髪置(かみおき)」
5歳の男の子の祝いを「袴着(はかまぎ)」
7歳の女の子の祝いを「紐落(ひもおとし)」や「帯解(おびとき)」と言っていた。
髪置はこの日から髪を剃(そ)らずに伸ばすこと、袴着は初めて袴をはかせること。
紐落はこの日から正式に着物を帯で締めることを意味しています。
神社本庁さんの記事によると「髪置」は男女児ともに行われた儀式です。
現在のように七五三を11月15日に盛大にお祝いするようになったのは江戸時代からのこと。
五代将軍徳川綱吉が息子の徳松の健康を盛大に祈願したことからそれが庶民に広まったともいわれています。
当時は乳幼児の死亡率も高く子供を七五三の年齢まで無事に育てることは並大抵なことではなかった。
「七つまでは神の内」
prefer さんの記事によると七五三では男の子と女の子でお祝いする年齢が異なります。
一般的には男の子は3歳と5歳に、女の子は3歳と7歳にお祝いする。
地域によっては男の子は5歳のときのみというところも。
それはちゃんと由来があってのことだったんですね。
七五三は神社仏閣に行くイメージですが、著者によれば子どもが小さな頃から神社仏閣に一緒に行くことで「信仰の種」を贈ることができます。
これは「宗教の種」ではない。
「信仰を持つか持たないかは本人の自由です」
「種を渡してもどこかにポイっと捨ててしまうかもしれない」
けれど「それはそれでいいのです」
その子が大人になって人生のどん底と思えるような出来事に遭遇した時、救われるひとつの方法として信仰の種を渡しておく。
子どもに「手を合わせなさい」とか指示を出したり余計なことは言わないほうがいいです。
自分が信仰する姿を見せるだけで子どもはしっかりと学習している。
七五三は神前結婚式と一緒で「神様にお祝いをしてもらえるありがたい行事」です。
おめかしして行くのもいいし普段着でもいいけれど、大事なことは子どもを「連れていく」こと。
「神様にお祝いしてもらえる」なんて素敵ですね。
そんな発想はなかったです。