こんにちは。きのひです。
「人を見抜く技術」 桜井 章一 著 を読みました。
2009年1月20日 第1刷発行
2009年12月15日 第14刷発行
著者は東京都生まれ。
大学時代に麻雀に触れてのめりこみました。
昭和30年代後半に裏プロの世界で勝負師として瞬く間に頭角を現す。
以来20年間「代打ち」として超絶的な強さを誇り「雀鬼」の異名をとる。
その間、一度も負けなしの無敗伝説をつくりました。
この本のキーワードは「人間洞察力」
ひと言でいえば「人間」に関しての話に終始しています。
人体の動き、癖、格好といった外見的なことからなにを読み取るか。
さらには人間の内面、心や精神の構造とそこから派生するさまざまな問題まで幅広い話題が取り上げられています。
「人が人を見るとき、そのほとんどは自分の思考や価値観そして体験値といった『モノサシ』を当てて見ているにすぎない」
モノサシは人それぞれにいろいろあります。
「どんなに大きなスケールのモノサシを持っていたとしても相手は必ず自分のモノサシからはみ出てしまう」
「人が人を計(はか)るモノサシなどしょせんその程度のものだ」
ではどうすればいいか。
「当たり前のように使っているそのモノサシをいったん捨て去り、本能に近い感覚で素直に相手を捉えることが重要なのだ」
自分の目で捉えられるこの世のありとあらゆるものは絶えず変化する。
固定観念や既成概念に縛られず「自分も変化しているのだという自覚と目の前の変化に対応しようとする柔軟さをもつ」
著者はかれこれ40年以上麻雀と関わってきました。
そんな中で麻雀卓を囲んだときの対戦相手の癖もいろいろと見てきた。
著者は「その癖も含めてあなた」だといいます。
日常の生活や習慣から生まれたものが癖。
それは性格と同じようなもの。
もし自分の性格の悪い部分を直したいと思っている人がいるなら「自分の性格の嫌な部分を癖だと思え」
性格と癖。
本当に直すのなら性格より癖のほうが直しやすいと思う。
「癖は出てきたときに意識できるものだから、性格もそのように意識すれば直しやすいと思った」
この世の中に性格のない人がいないのと同様に癖も誰にでもあるものです。
だったら「癖があることを認めてしまってできるだけよい癖になるようにすればよい」
癖と性格を関連付けて考えたことなかったです。
考え方ひとつなんですね。