会議はバレーボール

こんにちは。きのひです。

 

「会議に呼ばれる人はずされる人」 野呂 エイシロウ 著 を読みました。

2015年10月13日 第1版第1刷発行

 

 

 

「会議に呼ばれる人とはずされる人では10年後の評価と実力に圧倒的な差がつきます」

「だから会議についてはまず『呼ばれる人』になることがとても大切」

 

 

 

 


会議では多くの人は2つのタイプにわけられる。

 

「ほかの参加者よりも優れた意見を述べたい」と気負う人。

「なるべく意見は求められたくない」とうつむく人。そのどちらかです。

 

 

 

 


この2つは全く逆のようでいて根っこは同じ。

つまり自分に自信がない。

 

 

 

 


著者によると「会議は自己アピールの場ではない」

「会議はバレーボールだ」

 

 

 

 


チーム一丸となって限られた打数内でアイデアを揉み、いいトスを上げ相手コートにスパイクを打ち込む。

 

 

 

 


誰かが何かを言ったときにそれを聞いたほかの人が別の角度から意見を加える。

それにより斬新なアイデアがまとまっていく。

 

 

「理想の会議とはこういうものです」

 

 

 

 

 

 

会議での評価のポイントは「僕が」「私が」のスタンドプレーではない。

特別に優れたアイデアは出せなくとも「ボールをつなぐ=場をつなぐ」

 

 

 

 

 

 

「素晴らしいアイデア」にまとめ上げるのはえらい人たちの仕事。

だからあえて華々しい発言をしなくても地味にチームに貢献していく。

 

 

 

 

 


著者は「準備」「シミュレーション」「戦略」のステップで「会議の鉄則」を説明してくれます。

 

 

 

 

 


本音を言えばみんな会議など嫌いです。

 

「『会議を嫌だと思うのは当たり前のこと』という許しを自分に与えて下さい」

 

 

 

 

 


その上で「『会議に参加賞はない』と思ってください」

 

 

 

 

 

年間2,000件以上の会議に出席している著者。

最後の章で「会議でやってはいけないこと」もまとめてくれています。

 

 

 

 

 

 

「そもそも会議は勝ち負けではありません」

「個人的な目先の勝ち負けにこだわっているといつまで経ってもチームの支援を得られません」

 

 

 

 

 

 

「会議はバレーボール」ってわかりやすい!