こんにちは。きのひです。
「量子医学の誕生」 保江邦夫 著 を読みました。
2020年12月25日 第1刷発行
巻末に小林正学先生との対談があります。
この対談の中で、保江先生が「インスタント血液」の研究をしていたお医者さんの話をされていました。
「インスタントコーヒーは粉とお湯を入れるとコーヒーになる」
「宇宙食もフリーズドライで粉にしたものに水を入れたら出来上がる」
「血液も水分以外のものを粉末にしたら持ち運びも保存もしやすい」
「それをいざというときに水で戻して輸血用にすればいい」
そんなこと思いつきもしませんでした。
確かにこれがあれば献血も頑張らなくていいし大量に出血した時もあまりあわてなくてすむかも。
でもだめでした。
実際にフリーズドライにして飛ばした水の分量を入れてみた。
ところが全部の成分が溶けきらない。
もっと水を入れてもダメ。
次々に水を足してやっと溶け切った時には非常に薄いものになっていました。
これではとても血液の代わりにはならない。
いろいろやってみましたが、どうしても元の比率では混ざりません。
そこでそれを研究していたお医者さん方が直感されたのは「血液とは何か特殊な存在」だということ。
血液とは水にタンパク質とか赤血球とか鉄分とかいろいろなものが溶け込んだだけのものではない。
単なるさらさらの水ではなく他の成分と密接に絡み合った水である。
つまり全身を流れている血液はひとつの臓器。
「血液は液体状の臓器である」
そんな考え方があるんだとびっくりしました。
「皮膚は体の中で一番広い臓器」だときいたことがあります。
それでいうと「血液は一番重い臓器」ということになるんでしょうか。