こんにちは。きのひです。
「考え方」 稲盛 和夫著 を読みました。
2017年4月1日 第1刷発行
著者は「京セラ」の設立者。
この本では序章から第一章~第九章、終章にわたり著者の思いがつづられています。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
これが著者の考える「人生の方程式」
多くの挫折を経験し人並み程度の「能力」しか持たない自分が人並み以上のことを成し遂げるにはどうすればいいのか。
悩んだ末に見出したのがこの方程式でした。
著者の人生の鉄則は「常にプラスの『考え方』を養い実践していくことに努める」
それは幸運に恵まれている時も災難に遭遇している時も。
そして素晴らしい人生を送るために大切なこととは
「正しく清らかで、強く純粋な『考え方』を持つこと」
「美しく高邁(こうまい)な人格を築き上げること」
そうはいっても著者が就職したばかりの頃は見るもの聞くものすべてが不満でした。
就職難の時代で縁故もなかった。
ようやく就職できたのは給料の遅配が続く赤字会社でした。
同期入社の仲間も次々に辞めていく。
何をやってもうまくいかない。
このようななかで著者は気持ちを切り替えようと腹をくくります。
半年ほどかかったものの覚悟を決め研究に没頭した。
「ぶつぶつと文句を言ってる間は何をやっても本当にうまくいきませんでした」
「が、研究に打ち込み始めると次から次へと素晴らしい研究成果が出始めました」
この本には著者が大切だと思っていることが盛り込まれている。
「大きな志を持つこと」
「常に前向きであること」
「努力を惜しまないこと」
「誠実であること」
「創意を凝(こ)らすこと」
「挫折にへこたれないこと」
「心が純粋であること」
「謙虚であること」
「世のため人のために行動すること」
これらは大切なことなのに時に照れて軽く扱われたりする。
それを著者は堂々と「ほれぼれするような人になれ」といいます。
「一生懸命に働くということは苦しいことです」
「その苦しいことを毎日続けていくには自分の仕事を好きになろうと努めることが必要です」
「仕事を愛し仕事に喜びを見出せる人が成功を収めることができるのです」
いまは「労働」を否定しがちです。
でも著者は「仕事が人格をつくる」とまでいっている。
「一生懸命に働く」ことの価値がもう少し語られてもいい気がします。
そして「愛することのできる仕事」をみつけたい。