2025-01-01から1年間の記事一覧

お金に取って代わる人生の必須アイテムとは

こんにちは。きのひです。 「家事か地獄か」 稲垣えみ子 著 を読みました。 二〇二三年五月二十五日 第一刷発行 二〇二三年八月三十日 第五刷発行 「最後まですっくと生き抜く唯一の選択」 この不確実で成長も期待できず、なのに100年も生きなきゃならないお…

稲荷神社と初午

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ十七」 波津彬子 著 を読みました。 2018年10月30日 第1刷発行 雨柳堂の店主がやっとみつけた腕のいい按摩(あんま)は久市(ひさいち)といいました。 生まれつき弱視だったのだがだ…

キャベツとレタスの違いとは

こんにちは。きのひです。 「光の帝国」 恩田陸 著 を読みました。 2000年9月25日 第1刷 2009年6月16日 第26刷 百人一首を全部暗記している、と得意そうに宣言した少女に対し、周囲の生徒がすげー、うそーっ、と驚嘆の声を上げるのを、光紀(みつのり)はき…

巾着袋と信玄袋のちがいとは

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ十六」 波津彬子 著 を読みました。 2016年3月30日 第1刷発行 京助は通り道にある神社におまいりしていました。 ガランと鈴を鳴らしパンパンと手をたたく。 「何度もしつこいようです…

伝統とは残すものではなく

こんにちは。きのひです。 「日本美のこころ 最後の職人ものがたり」 彬子女王 著 を読みました。 2019年3月4日 初版第1刷発行 「『最後の職人』は、日本中にどれだけいるのだろうか」 その人がいなくなれば、絶えてしまう技術。 著者は寛仁親王(ともひとし…

江戸時代の天狗は

こんにちは。きのひです。 「水の中の月」 波津彬子 著 を読みました。 初版発行 1996年5月1日 五版発行 1998年3月1日 「青之介様(せいのすけさま)」「若様(わかさま)」 姉の結婚相手と会う日だというのに青之介の姿がみえません。 「逃げられましたか?…

額に『犬』の抑止力

こんにちは。きのひです。 「鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧」 大正はいから同人会 著 を読みました。 2020年4月25日 初版第1刷発行 「大正はいから同人会」は「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴/集英社)の熱狂的読者ファンで構成された非公式の集まりで…

十六代目桜守のことば

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ十五」 波津彬子 著 を読みました。 2014年10月30日 第1刷発行 骨董屋の蓮(れん)はご隠居様の所に滋賀焼の茶碗を納めに来ました。 すると玄関をはいったところで子供がこちらにむか…

江戸のランドマークとは

こんにちは。きのひです。 「超入門!ニッポンのまちのしくみ」 福川裕一 監修 青山邦彦 イラスト を読みました。 2019年3月28日 初版発行 「『なぜ?どうして?』がわかる本」 「あのビル、なんでてっぺんがあんなにナナメになっているの?」 町を歩いてい…

かはたれとたそかれ

こんにちは。きのひです。 「幽霊宿(ゆうれいやど)の主人(あるじ)」 波津彬子 著 を読みました。 初版発行 1994年6月1日 志桜里(しおり)は花月楼(かげつろう)という宿に一人でやって来た。 「私・・私・・ここでお願いすれば、死んだ人に会えると聞…

美と開運のお守り

こんにちは。きのひです。 「病は気から 死は薬から」 塔山郁 著 を読みました。 2022年2月18日 第1刷発行 薬剤師・毒島花織(ぶすじまかおり)の名推理 「ひとつ頼みごとをしてもいいですか」 毒島さんは近所のどうめき薬局に勤める薬剤師だった。 神楽坂(…

七夕に梶の葉

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ十四」 波津彬子 著 を読みました。 2013年4月30日 第1刷発行 黒田隆一(くろだりゅういち)は前の会社がなくなってしまい仕事を探していました。 「思うような仕事はなかなかみつから…

登山の定義とは

こんにちは。きのひです。 「億万長者の散財術」 福永活也 著 を読みました。 日本一稼ぐ弁護士のエベレスト登頂自伝 第1刷 2025年2月28日 「ここが世界最高峰の頂だ」 標高8848m。自分より高いものは雲と太陽しかない。 著者は2018年5月と2024年5月に二度…

鮎の理由

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ十三」 波津彬子 著 を読みました。 2011年1月30日 第1刷発行 「桜(はな)のあとは若葉の季節か」 「そうじゃ。初夏(はつなつ)の座敷をつくろう」 命じられた太郎冠者(たろうかじ…

バリアフリーかるたの工夫

こんにちは。きのひです。 「ちはやふる 49」 末次由紀 著 を読みました。 2022年7月13日 第1刷発行 2023年2月1日 第3刷発行 競技かるた名人戦。 五番勝負の名人位・クイーン位決定戦は、ともに2勝対2勝で第5試合が始まりました。 名人位を争うのは綿谷新(…

金魚の正しい鑑賞法

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ十二」 波津彬子 著 を読みました。 2008年1月30日 第1刷発行 「きれい・・・」 「登水子(とみこ)さん、また眺(なが)めているの?」 登水子が縁側で見ていたのは器に入れられた金…

提灯のボトルネック

こんにちは。きのひです。 「残り者」 朝井まかて 著 を読みました。 2019年6月16日 第1刷発行 りつの生家である阿藤(あとう)家は直参旗本(じきさんはたもと)です。 伯母である高嶋(たかしま)の伝手(つて)で江戸城呉服之間に奉公している。 呉服之間…

クチナシと将棋

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ十一」 波津彬子 著 を読みました。 2007年10月1日 新版第1刷発行 「その白い花の香は雨の日には、水滴を伝わりなお強くなるようで、一度気になると寝つかれぬくらいだ」 草介(そうす…

ちしまさくらとは

こんにちは。きのひです。 「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」 太田紫織 著 を読みました。 平成25年2月25日 初版発行 五月の三週。 長々と居座っていた冬将軍がやっと退陣し、一斉に芽吹いた木々が我先にと葉を広げ、初夏の始まりを告げる千島桜(ち…

年神様とは

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ十」 波津彬子 著 を読みました。 2007年10月1日 新版第1刷発行 「電報です」 「おじい様からだ」 雨柳堂の店主は陸奥(むつ)に買い付けに行っていました。 「ユキノ タメ フツウ。カ…

七福神の見分け方

こんにちは。きのひです。 「七福神めぐりのすごいひみつ」 桜井識子 著 を読みました。 2024年12月24日 第1版第1刷発行 「七福神めぐりがどのようなものなのか、 どんなごりやくがいただけるのか、 いくつもの七福神めぐりを体験し、 わからなかった謎は天…

竹の無性生殖

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ九」 波津彬子 著 を読みました。 2007年10月1日 新版第1刷発行 骨董屋雨柳堂店主の孫である蓮(れん)はグラント先生と市場を歩いていた。 グラント先生は日本美術の研究をしている大…

もっとも好ましいビールの肴とは

こんにちは。きのひです。 「ちょこっと、つまみ」 おいしい文藝(ぶんげい) を読みました。 2020年3月20日 初版印刷 2020年3月30日 初版発行 36篇のつまみエッセイです。 しんみり呑むのも、わいわい呑むのも、「つまみ」あればこそ。 池波正太郎さんのイ…

翡翠の構造色とは

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ八」 波津彬子 著 を読みました。 2007年10月1日 新版第1刷発行 蓮(れん)は雨柳堂で片づけを手伝っていました。 そこは蓮のおじい様が店主である骨董屋。 「あ・・!指輪?」 床にお…

生きることの理由とは

こんにちは。きのひです。 「感情に振り回されないレッスン」 中野信子 著 を読みました。 2023年10月17日 第1刷発行 2024年2月3日 第5刷発行 著者は脳科学者・医学博士・認知科学者です。 「本書は、2016年から2021年にかけて、コンビニエンスストアのセブ…

三和土のデメリットとは

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ七」 波津彬子 著 を読みました。 2007年10月1日新版第1刷発行 雨柳堂に「料理屋 虎月楼(こげつろう)」の女将(おかみ)がやってきました。 「うちの『虎石』を置くために堆朱(つい…

乳母の白粉

こんにちは。きのひです。 「斬り捨て御免」 島田一男 著 を読みました。 2014年11月25日 初版発行 左腕のない男の死体は三味線堀の西隅に沈んでいました。 「こりや摩利支天(まりしてん)横町の鉄砲鍛冶(かじ)八助(やすけ)ですぜ」 小者の六蔵(ろくぞ…

みやすんどころ

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ六」 波津彬子 著 を読みました。 2007年10月1日 新版第1刷発行 久馬顕充(きゅうまあきみつ)は風俗史家(ふうぞくしか)です。 本業は親の代からの劇場経営。 劇場で怪談話が当たっ…

サラブレッドの定義

こんにちは。きのひです。 「ノン・サラブレッド」 島田明宏 著 を読みました。 2020年7月25日 第1刷 「サラブレッドの定義」 「サラブレッドとは、公式に記録された時に生産国の血統書(スタッドブック)に記録された馬で、その血統書は国際血統書委員会( …

緒でつくる音色

こんにちは。きのひです。 「雨柳堂夢咄(うりゅうどうゆめばなし) 其ノ五」 波津彬子 著 を読みました。 2007年10月1日 新版第1刷発行 骨董屋雨柳堂店主の孫である連(れん)は花を摘みに行った野で一人の老人に出会いました。 「おお・・花筐(はながたみ…